温泉の鮮度

 

今年の初湯は、星音の湯でした。

ここの温泉は、露天、内湯ともに、過温循環ろ過、塩素消毒となっています。 流出量３２L/分ではしかたがないでしょう。

内湯に午前中に入ったとき、お湯がとろっとしており、ぬるぬる、肌がすべすべになり、かなり良いお湯でした。しかしながら、昼食のあと入ったお湯は、全く別物で、とろり感がなくなっており、温泉力を感じませんでした。時間がたち、源泉をそそいでないのかお湯が劣化したと思われます。

先日入った、行田市の茂美の湯は、一部源泉掛け流しと表示されています。流出量は660L/分ですが、午後に入ったため、一部の浴槽で、お湯が澱んでいるようでした。もちろん、良いお湯の湯船もありました。

源泉をどの程度の頻度で入れているかがKeyとなるのでしょう。

循環、加温、塩素消毒でも、源泉が注がれて直ぐは、鮮度がよければ温泉力が保たれていて、良いお湯もあるようです。

しかしながら、源泉掛け流し（本来なら、常に新しいお湯が注がれているはずですが。。。）、循環なし、加水なし、加温なし、塩素消毒なしの温泉でも、新しいお湯がそそがれていないため、今ひとつ温泉力を感じられないところもあります。

今までは、源泉掛け流しが一番と思っていましたが、いくつかの温泉に入った経験で、循環でも、もともと温泉成分が豊富であったり、消毒の仕方を工夫していたりと、程度により鮮度がまあまあ良いものがありました。 また、源泉掛け流しでもお湯がよどんで古くなっているものは、いまいちだということがわかりました。

温泉施設に、どの程度の頻度で源泉をそそいでいるのか、たとえば、１時間で新湯にいれかわるとか、１度注いだらい一日同じお湯のままで、循環しているとか、明確に表示するように、法律で表示基準を設定してもらいたいものです。

まあ、口コミなどを参考に実際に入ってみないとなかなか本当に良い温泉なのかわからないですね。雑誌、HPだけでは、肝心の情報は、あいまいであくまでも参考にしかなりません。有名温泉地の有名旅館ホテルなどでも、本当に温泉？、と首をかしげるものも多かったです。

兎に角たくさん入ってお気に入りをみつけるしかありませんね。。。

 

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