天山湯治郷

 

 箱根湯本にある天山湯治郷に入ってきました。

ロードバイクをはじめてから、めっきり車に乗る機会が減りました。

今日は、朝から、洗車、その後、ドライブがてら箱根まででかけました。東京の北の端から、渋滞もなく約2時間弱で到着。

入館料1200円を払って、入湯。

建物は、旅館風の風情のあるたたずまいです。施設も、休憩所、レストラン、エステなど充実しているようです。

脱衣場は、それ程広くありません。ロッカーは、小さく、コートがあったり、荷物がある人には不十分です。

ドライヤーは3つのみ、驚きの少なさです。さらに、体を洗う場所が少なく、固形石鹸は衛生上問題かと。

さて、湯船に浸かります。内湯はなく、すべて露天となります。まずは、屋根のある、檜風呂へ。驚いたことにかなり熱いです。 反対側にある、石の湯船へ。ここもかなり熱いです。真ん中の湯船と、2段になった岩風呂は、温度が調整されているのか、ちょうどよい湯加減ですた。

源泉は敷地内に5箇所あるとのこと。泉質ですが、ナトリウム塩化物泉とアルカリ性単純泉で、浴槽ごとにわかれているようです。少し黄色がかって、無味無臭のものと、無色透明、一部白濁しているものがあります。残念ながら、色以外は、まったく温泉を感じられませんでした。

塩サウナがありますが、暗く狭いので圧迫間があります。腰を下ろすところは、個々にタオルを敷けるようにすべきです。

掲示をみると、 加水はないようですが、消毒、循環しているとのことなので、温泉力はかなり落ちているのではないでしょうか。

昼食は、施設内にある、山法師というレストランで三河産の鰻重を食べました。川に面していて、眺めもよく、ウナギもおいしかったです。

休憩施設もありますが、それ程広くもなく混んでいるので、場所を探すのは苦労するかと思います。

 

口コミでは かなり絶賛されている施設です。設備はそこそこ整っていると思いますが、温泉に関しては、残念なレベルです。箱根の温泉は枯れてしまったのでしょうか。一部ホテル、旅館では、なかなかよい泉質の所もありますが、日帰り施設で当たりがありません。

観光地なので、料金は観光地価格なのは、仕方がないとして、それならば、なおさら衛生には十分気を使うべきです。固形石鹸を廃止し、サウナの敷きタオルの提供、浴槽を清潔に保つこと、温泉の入り方のマナーの啓蒙など、しっかり実施してもらいたいものです。

観光地の日帰り温泉施設に入ると、大部分の施設は、はやりのスーパー銭湯型の設備以下、衛生観念のないところが多すぎる気がします。

 

どなたか箱根で、よい泉質の日帰り施設をご存知の方、ご教授いただきたくお願いいたします。

天山湯治郷

http://tenzan.jp/

 

 

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タグ：温泉 湯元 箱根