見沼天然温泉 小春日和

さいたま市にある、見沼天然温泉小春日和に行って来ました。

東京から、１２２号を北上、埼玉スタジアムを越えたあたりで左折、ここからは、道を間違えなければ、１０分もかからないでしょうか。

ちょっと解りにくいので、住所を地図で確認してから出かけたほうが良いです。このあたりは、住所、道ともまだ十分整備されていないようです。

小春日和は、昨年末にできたようで、先月行こうと思っていたら、営業停止になり、しばらく休業、再オープンとなったので、ようやく入湯。

駐車場は、わりと広いです。

入湯料は、平日８００円、休日９００円と、激戦区埼玉の日帰り施設しては、ちょっと高めです。そのせいか、週末も、他の日帰り温泉施設に比べて空いているきがします。

脱衣場は、通常のスーパー銭湯、温泉日帰り施設に比べると、狭いです。

浴室に入ると、消毒液（塩素）のにおいが充満しています。営業停止の影響か、内湯は、どこも塩素の匂いが鼻につきます。脱衣場に、すべての湯船に、消毒液使用、非加熱の湯船以外は、加温、循環なしとの張り紙がありました。消毒液使用ならば、源泉掛け流しではないとは思いますが。。。

内湯に源泉掛け流しの、非加熱の湯船がありました。温度計は、壊れているようで、２０℃を指していましたが、多分３８℃前後かと思います。色は、黄色から茶褐色、ぬるぬる、すべすべ感は、ありません。泡もなく、湯の華もありません。なめてみるとかなりしょっぱいです。ただ、湯上りは、肌がつっぱる感じも無く、きれいになった、しっとり感があります。

露天は、各湯船とも広く、とても開放感があります。非加熱の源泉掛け流しの湯船、ぬる湯、あつ湯、 寝湯などがあります。お奨めは、当然、非加熱の源泉掛け流しの湯船ですが、冬は、ちょっと寒いかもしれません。残念なことに、すべて消毒液使用でせっかくの温泉力がなくなっていますが、内湯よりは、塩素が鼻につくことはありません。内湯に比べて、露天のお湯には、たくさんの湯の華がありました。

食堂も当然ありますが、通路上にあるため、落ち着かないですね。

二階には、狭いですが、横になれる、 休憩所があります。また意味不明ですが、入口付近に、足湯があります。お湯に入って、足湯に入る人はいないと思うのですが。。。

この施設、いろいろとちぐはぐにできています。

入口に入って直ぐ、そのまますすむと、靴を脱ぐように指示されます。下駄箱が、右奥にあるため、靴を持ってあがり、それから、下駄箱に入れるようになっています。つまり靴を脱いで 直ぐに、下駄箱にいれるようにできていません。

浴室に、サウナがありますが、テレビがあるのは良いとして、なぜかＢＧＭがＴＶの音量を上回る音で流れています。音が混じりあい、非常に不快です。ＢＧＭとＴＶの音量、一緒に流す意味があるのでしょうか。

また、このサウナ、段差が大きいわりに、階段がないので、のぼりにくいです。バリアフリーの発想がないですね。

洗い場か仕切られているのはよいのですが、浴室の温度が低いのでとても寒いです。

露天は、どの湯船も広くて気持ちが良いのですが、ＴＶが据え付けれている上、音量が大きいので、リラックスできません。最近どのスーパー銭湯でもＴＶが据付られていますが、大きな音量は、騒音となるだけで、意味がないと思います。

食堂も、位置が悪いのか、通路に面しているので。落ち着かないです。

少し、設計、運営面で、気になるところが多い施設です。 経営母体が、この種の施設運営のノウハウがないのでしょうか。ちょっとしたこと、案内、人の動線、視線に対する配慮が足りないのが、問題かと思います。

ＨＰも非常にミゼラブルで、湯船の情報、温泉の分析表など情報を正確に開示すれば良いかと思います。

温泉は、良いだけに、ちょっと残念な施設です。問題点が早急に、改善されれば、かなり高得点な施設になるかと思います。

見沼天然温泉　小春日和

http://www.koharubiyori.co.jp/

 

 

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